亡義父の遺品の中から、この納経帳を見つけた時、私の四国遍路の計画が、始動した。彼の最後の任地は高松で、どうやらその数年間、札所をかなり廻ったらしい。 帳面を調べると、ほとんど押印されてあったが、数カ所だけ空白ページがあり、完成間近で断念した…
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